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佐布里梅について

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知多市の佐布里(そうり)の梅

梅酒にとって一番大切なのはどんな梅の実を使うかということです。
梅の実を採る品種には有名な「南高梅」や「白加賀」、「古城」などがありますが、当社は地元の梅を用います。この「佐布里梅」は知多地区独特の品種で、果実の大きさが20~30グラム、“強い酸味”と“果肉の厚さ”が特徴です。
主に梅干用として重宝がられてきましたが、この酸味の強さが「白老梅」のさわやかさの秘密です。

佐布里の古木の樹形 知多市梅の館にて

農薬は最小限に…

梅の木はカイガラムシやダニ、菌核病などさまざまな病気や害虫の被害を受けます。写真にあるような黒い点々は消毒すれば防ぐことが出来ますが、できるだけ消毒は少なくしてもらっています。とはいえ、まったくの無農薬では管理が大変なので、冬季の石灰硫黄合剤の散布はお願いしています。これは昔からおこなわれている消毒方法で、害虫や病気にもたいへん効果があって、環境にやさしい消毒剤です。

佐布里梅とは

佐布里の若木 2月ごろに淡いピンクの花をつけます

知多市の佐布里という地区で、明治時代の初期に、地元の住民が苦心の末、桃の木に梅を接いで作り出しました。
温暖な気候と、この地方の土質にあった「佐布里梅」は、たちまち佐布里を梅の産地にして、戦前には7000本を越える梅の木があって、開花の季節には大勢の花見客が訪れる観光地になっていました。
戦後、伊勢湾台風などで大きな被害を受け、また愛知用水の佐布里ダム建設の為に梅林の多くは湖底に沈んでしまい、衰退していました。

白老梅でお世話になっている、佐布里梅研究会会長の新海章寛さんです。佐布里梅の復興に力を入れられています。

近年、知多市の観光梅園の観点から積極的に復興を進めるなどの動きがあり、5000本以上の植樹がなされて、徐々に復興しています。現在は木がまだ若いために収穫量は限られていますが、成木になれば多くの「佐布里梅」の収穫が期待できます。

梅の実採りと選果

梅の実採りは天候の良い日に行われます。雨の日にとると果皮が痛むからです。総出で早朝からおこなわれる作業です。その後選果作業で大きさ別に仕分けされた後、当社に運び込まれます。